総合(全身)予防歯科

3歳までが感染の窓と呼ばれています。

むし歯菌の【感染の窓】ご存知ですか？3歳までが感染の窓と呼ばれており、1歳半～2歳半の乳歯が生えそろう時期に1番むし歯菌が定着すると言われています。

この時期にむし歯菌がお口の中に定着するとむし歯の危険性がとても高くなります。
九十九里町の3歳児検診の結果によると、感染の窓（むし歯菌の定着しやすい時期）の間食や甘い物の摂取率が他の地域に比べてとても高めとなっています。

感染の窓の時期までにむし歯菌に感染しなければその後むし歯菌がお口に住もうとしても定着しづらくなります。むし歯菌の定着を防ぐために、むし歯菌の住みにくい環境を作るための間食の工夫や食習慣が重要になっていきます。

むし歯菌を感染させないためにできること

同居する家族の方全員が、歯科医院でしっかりとクリーニングを受けむし歯菌の数を減らす努力をすることも重要です。

当院では、お口のリスクを【見える化】する唾液検査をオススメしております。
お口の中が【見える化】するので無駄なく効率よくお口の環境を整えることが可能となります。

たった5分でお口の中が6項目【見える化】する唾液検査　-SillHa-

6項目のリスクが数値化 【見える化】 するので自分に有効な情報が分かります。br 無駄なく効率よくお口の環境を整えることができます！

唾液検査の結果でのお口の中のリスクと、お口の環境を整える上での必要なものを把握する事によって、例えば、デンタルガムの場合には、むし歯菌の数値が高い人なら「キシリトールガム」、暖衝能の数値が低い人なら「ポスカ F」、といったように有効なものが選択する事が大切です。

唾液検査で分かる6項目

1. むし歯菌

   むし歯になりやすい状態かどうかを表します

2. 酸性度

   歯を溶かしてしまう【酸】の強さを表します。数値が高いほどむし歯になりやすいため日々の食生活やオーラルケアの見直しが大切になります。

3. 緩衝能

   酸性になった口の中を中性に戻す力である【緩衝能】の強さを表します。数値が高いほど酸に対する防御力も高まります。

4. 白血球

   菌の繁殖などによって生じた炎症の度合いが分かります。歯ぐきや口内に傷や炎症がある場合は数値が高くなります。

5. タンパク質

   出血などのトラブルや細菌の繁殖によって口の中の【タンパク質】が多くなります。

6. アンモニア

   口の中の細菌が多く繁殖されていることを表します。口内が乾燥していたり食べ物が残りやすい時も細菌が多く繁殖しやすくなります。アンモニアの数値が高いと口臭の原因になると言われています。

検査結果で選べるセルフケア用品

当院では唾液検査の結果に基づき、自分に有効なセルフケア用品が選べるようにご案内しております。

食習慣でむし歯予防

唾液検査の結果、食習慣に異常が感じられた場合は、食生活指導（むし歯や歯周病になりづらいお食事のご提案）が必要となります。
むし歯になる原因は歯磨きと同等以上に食習慣が大きく関わっています。
唾液検査を行った方へ当法人在籍の管理栄養士にて食習慣のサポートをさせていただいております。
一緒に食習慣も整えていきましょう。