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◎管理栄養士ブログ

寒暖差アレルギーについて

こんにちは。

厳しい残暑も落ち着き、朝晩は冷える日も多くなってきました。

季節の変わり目に起こりやすいのが、『寒暖差アレルギー』です。

風邪をひいたわけでもないのに、鼻水・くしゃみ・咳・食欲の低下といった症状を感じているという方は、

もしかすると寒暖差アレルギーを起こしているかもしれません。

寒暖差アレルギーは、約7℃以上の気温差によって自律神経が乱れることで生じます。

” アレルギー”と名前がついていますが、正確には「血管運動性鼻炎」といい、

気温の変化やストレスによって引き起こされるため、アレルゲンを取り除く事が出来ません。

アレルギーとは異なるため、日頃からの予防と対策が大切です。

 

◎食生活を整える

「主食・主菜・副菜」の揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。

毎朝決まった時間に朝食をとると体が温まります。

また、気温の下がる朝・夕に体を温める食材を取り入れると体が冷えにくくなりオススメです。

生姜やにんにく、香辛料のほかに体を温める食材は「陽性食品」と呼ばれ、

【寒い地域や季節に採れるもの】【黒や暖色のもの】【土の中で育つもの】が当てはまります。

ぜひ、積極的に取り入れてみてください。

 

また、食べすぎや消化不良による胃腸への負担も自律神経に影響を及ぼすため、気をつけましょう。

食事だけでなく、適度な運動や睡眠時間をしっかり確保する等ストレスをかけない規則正しい生活を心がけると自律神経が整います。

季節の変わり目を機に、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

管理栄養士 室屋