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食べすぎに注意して健康に過ごしましょう!
こんにちは。
やっと暑さも落ち着き、過ごしやすさを感じる気候になってきました。
山の木々も日ごとに色づきを増し、紅葉の便りが届く季節です。
またこの時期、「食欲の秋」と言われ、美味しい食べ物もたくさんあります。
食べすぎには注意が必要です。
この「食欲」には人間の身体の仕組みが関係していると言われています。
秋は夏に比べ日照時間が短くなるため、日光を浴びる時間も少なくなり
セロトニンというホルモンの分泌が減ります。
セロトニンは満腹感を与え、食欲を抑える働きがあります。
日照時間が短くなることに比例して、セロトニン分泌も減少して食欲が増すと言われています。
そこで、
・「食べすぎにより起こりうるリスク」
・「食べ過ぎないための工夫」
・「旬の食材」
について紹介したいと思います。
食べすぎにより起こりうるリスク
消費されなかったエネルギーはすべて脂肪に変換され、脂肪細胞に蓄えられます。
内臓に過剰に蓄えられるとメタボリックシンドロームや糖尿病、脂質異常症など
生活習慣病の要因になる可能性があります。
食べすぎないようにするための工夫
1.食事の時の食べる順番を考える(食物繊維を多く含むもの、野菜から食べる)
食物繊維がお腹の中をゆっくり移動し、水分を吸収してお腹が膨らみ満腹感が得られます。
また、野菜→おかず→ごはんの順で食べることで
炭水化物から分解されたブドウ糖の吸収速度を緩やかにするため、
血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
2.噛む回数を増やし、よく噛んでゆっくり食べる
よく噛むことで脳が満腹中枢を刺激して満腹感を感じやすくなるため、食欲を抑えることに繋がります。
噛むことで素材本来の味を味わうことができます。
旬の食材
旬の食材は栄養価も高く美味しいですが、糖質を多く含むものも多いです。
極端な制限は必要ありませんが、適切な量で摂取しましょう。
※体重測定は食事の量が足りているか、多く摂りすぎているかの判断材料になります。
定期的に体重測定をしてみてください。
管理栄養士 小川