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梅雨入り前に整えましょう!~生活習慣と食~
こんにちは。
もうすぐ梅雨の時期がやってきます。
ジメジメした雨が続くとなんだか気分が晴れないという方も
多いのではないでしょうか?
例年6月頃に梅雨入りして7月中旬ごろに梅雨明けします。
期間は1カ月半~2カ月くらいと言われますが、ここ数年の気象状況は
予報通りにいかないことが見受けられます。(ウェザーニュースより)
天候や気圧の変化に伴って、体調不良を感じる症状を総称して
「気象病」と呼ばれています。
症状は
・頭痛やめまい
・身体のだるさ
・耳鳴り
・関節痛(首・膝・腰)
・気分が沈む
…など様々です。
気象病は「天気痛」や「気圧性不調」とも呼ばれていますが
正式な医学的用語ではありません。
では、なぜそのような症状が起こるのでしょうか?
◎気圧の変化
◎急激な気温の変化や湿度の上昇
◎気圧の変化に敏感な内耳によるもの
などの原因があるようです。
今回は梅雨に入る前に意識したい食事のポイントや症状を抑えるための予防方法、
生活習慣について簡単に紹介したいと思います。
気象病の前兆や初期症状は、個人差が大きく症状の強さも様々と言われます。
予防するためには、日常生活の中でいくつかの対策を取り入れると効果的です。
1.生活習慣について
①身体を温める。
⇒暖かい飲み物、入浴等で血行を促進。
②運動をする。
⇒有酸素運動、筋トレ、ヨガなどを取り入れリラックス。
③睡眠の質を改善する。
⇒良質な睡眠は、気分を整える上で重要なので就寝前のスマホやTV等の刺激を避ける。
④生活リズムを整える。
⇒規則正しい生活リズムを保つことで自律神経が安定し、リスクが低減する。
⑤耳をマッサージして耳の血行を良くする。
⇒温タオルで耳を温めてから行うと効果的。
日本医師会 健康ぷらざより引用
2.食習慣・食事について
①自律神経を整える栄養素を摂る。
・ビタミンB群:神経の働きを整える。
⇒豚肉、玄米、納豆、卵、バナナ等
・カルシウム:ストレス緩和に役立つ。
⇒牛乳、小魚、小松菜、ヨーグルト等
・マグネシウム:神経の興奮を抑える。
⇒ひじき、アーモンド、豆腐、ほうれん草、玄米等
②血行を促進する食品を意識して摂る。
・身体を温めて血流改善
⇒生姜、唐辛子、ニンニク等
・EPAやDHAが血液をサラサラに
⇒青魚(サバ・イワシ・サンマなど)
③むくみを防ぐ要因の一つでもあるカリウムを取り入れる。
・気圧の変化でむくみやすくなるとも言われている。
⇒バナナ、アボカド、ジャガイモ、ほうれん草、昆布類
※制限等の指示がある方は医師の指示に従うこと。
④腸内環境を整える。
・腸と自律神経は深くかかわっているので発酵食品や食物繊維を意識して摂る。
⇒納豆、味噌、キムチ、ヨーグルト、オートミール、根菜類
☆注意したいこと
・カフェインやアルコールの摂りすぎは、自律神経を乱す可能性があるので
適度な摂取を行う。
・塩分の摂りすぎはむくみやすくなる要因のひとつでもあるので、
塩分の多い食品(加工食品、漬け物、麺類)には気を付けて摂取する。
以上のことを日常生活に取り入れ、気象病のリスクを減らし
快適な生活を送りましょう。
小川