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正月太りを防止するには?
こんにちは。
今年も早いものでもうすぐ終わりますが、年末やお正月にむけての準備が忙しい時期ですね。
クリスマスから年末年始にかけて12月は食べ物の誘惑が多く、
つい食べ過ぎてしまって正月太り…なんてこともあるのではないでしょうか?
・食事の時間が不規則になる
・だらだら食べを続ける
・アルコールを飲みすぎる
・夜遅くに食べてしまう
…などなどいつもと違う食生活になりがちです。
しかし、食生活の乱れによって胃腸に負担がかかったり、
血糖値が上昇したり、体重が増加したりと体に様々な影響を及ぼします。
今回は、正月太り予防のために
「年末年始の食事で気を付けるポイント」をご紹介したいと思います。
1.炭水化物に偏りすぎないようにする
普段からバランス良く食べることは大切ですが、年末年始は特に炭水化物に偏りがちなので注意が必要です。
お餅や年越しそば、お汁粉にお雑煮などは炭水化物が多い料理です。
お餅2個でご飯1杯分のエネルギーに相当するため、
ついつい何個も食べたくなってしまいますが、1日2個程度にしましょう。
また、お正月と言えばおせち料理ですが、長期保存が出来るように砂糖や塩分を多く使います。
特に、黒豆や伊達巻、栗きんとんなどは砂糖が多く使われており、
糖質が多いため食べすぎには注意しましょう。
最初に食べる分だけをお皿に盛ると、食べすぎを防ぐことが出来ます。
どうしても炭水化物が多くなってしまう場合は、野菜から食べることで
血糖値が急上昇するのを防ぐことが出来ます。
2.お酒の飲みすぎに気を付ける
忘年会や新年会などで、お酒を飲む機会が増えるかと思いますが、節度のある飲酒を心がけましょう。
1日あたり純アルコール量20gが適正量とされています。
3.だらだら食べをしない
こたつでテレビを見ながら、気づけばずっと何か食べていたという経験はありませんか?
だらだら食べは、血糖値が上昇したままになり肥満の原因になるだけでなく、
虫歯のリスクにつながります。
食べる量や時間をあらかじめ決めておくと、だらだら食べの予防になります。
4.1日の中で外に出る時間をつくる
年末年始は家でゆっくり過ごされる方も多いかと思いますが、
普段よりも活動量が低下し、オーバーカロリーになりがちです。
ほんの少しの散歩でも良いので、外に出る時間を作るようにしましょう。
少しの工夫で正月太りを予防することが出来ます。おいしく食べて楽しい年末年始を過ごしましょう。
それでは、皆さまよいお年をお迎えください。
管理栄養士 室屋